【真面目な人は損?】何故特定の人に仕事が偏ってしまうのか?
日本の労働環境は明らかにおかしい
私は常々日本人は頑張り過ぎであると思っています。
勿論、頑張る事は素晴らしい事で間違ってもマイナスに捉えられる事では決してありません。
夜遅いにも関わらずずっと明かりがついているビルや事務所をよく見かけますよね。
私はあれを見るたびに「残業はつらいなあ」としみじみ思ってしまいます。
時期によって忙しい時がある←分かる
ほぼ毎日のように遅くまで残らなければいけない←明らかにおかしい!
それほど恒常的に頑張らなければならない状況は普通に考えて何か理由があります。
そして、そんな状況に陥っている人が多いのが現状です。
基本的にそれらの大半は会社自体がブラックな体質であることがほとんどだと思います。
ですが、会社以外が要因の場合もあります。
何で人によって仕事量に大きな差が生まれるの?
日々会社で仕事をしていて毎日定時に帰る人がいる一方で数人が毎日遅くまで残っている。
こんな光景を見かけたことあるのではないでしょうか?
何故そんな事が起こってしまうのか?
ブラック会社ではそもそもの仕事量が膨大な為、仕事を一日で終わらせる事ができずに残業をし、次の日も次の週もといった感じで無限ループにはまってゆきます。
こうして最悪な負のループができあがっていきます。
普通の会社ではそのような事はないとは思います。
勿論、大きな仕事を任された時や誰かが急きょ休んだりしてその穴埋めをすることなどもあるでしょうがそれは短期的な事なので置いておきます。
私が考える要因の一つは、断る事をしない(できない)事です。
真面目に仕事をこなしている中で、自分のキャパシティは自分でわかっていますよね?
キャパシティぎりぎりであと何か仕事を振られたらキャパオーバーでパンクしてしまう!
そんな時でも相手の事を考えて断ることができない方っていますよね?
まさに自分がそうでした。
まだいけるだろうとか、しんどそうだから助けてあげたいなとか色々考えて自分で抱え込もうとしてしまって負のスパイラルに入ってしまうのです。
断る事ができない、その積み重ねが仕事量の差を生み出しているのではないでしょうか。
適切な仕事量を守る方法は?
方法はシンプルです。
できない仕事は何がなんでも断りましょう!
無理に引き受けては自分が辛い思いをするだけです。
それどころか、許容量を超えた中での仕事をしていてはどんな事が起きてしまうのか?
- ケアレスミスが増える
- 仕事の事が頭から離れずストレスが加速する。
- 私生活にも疲れを引きずる。
ざっと思いつくだけでもこれ位でてきました。
毛根が死滅しそうですね(恐怖)
どんな気持ちであれ、仕事を引き受けてしまうと何かあった時に悪いのは引き受けてしまった自分なんです。
しんどい思いを重ねるだけになってしまうのです。
自分を守る為にも、相手に迷惑をかけない為にもできない事はできないとはっきり言うようにしましょう!
真面目に仕事をする事は損?:まとめ
結論から言いますと真面目に仕事をすることは当たり前ですが絶対に正しいです。
ですが、それは自分を犠牲にして遅くまで仕事をする事では決してありません。
自分の仕事が終れば早く帰るべきです。
周りが中々帰らないから自分ももう少し残ろうという人もいるでしょう。
それは日本に早く帰ることは怠けている。遅くまで残って頑張っている人を評価するという悪しき風習がはびこっているからです。
ふと、その風習が逆になればいいのにという事を妄想してしまいます。
そうなるだけで日本の労働環境は大幅に改善されて過労死や自殺者の数もぐんとさがりますよね!
妄想はここまでにしておきましょう。
どんなに苦しくても現状を変えること事ができるのは自分しかいません。
今回書かせていただいた断る勇気を持つのも一つです。
他にもよい環境を求めて転職するのも一つの方法ですし、大きな会社であれば部署移動を相談するのも方法の一つだと思います。
文字におこせば簡単に見えますが、
実際は中々難しくただ我慢している現状がほとんどだと思います。
しかしどこかで踏み出さなければならない事です。
全てを変える事は難しいですが、自分が納得できる落としどころを探すのは必要ではないでしょうか。